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2014-08

新聞どうしの言い争い - 2014.08.19 Tue

朝日新聞で最近取り上げていた「特集記事」だが・・・

産経記事巡り朝日新聞社が抗議書 「吉田調書」報道

朝日新聞社は18日、同日付産経新聞朝刊に掲載されたジャーナリスト門田隆将氏による記事「朝日は事実曲げてまで日本人おとしめたいのか」(東京本社版)について、朝日新聞社の名誉と信用を傷つけたとして、産経新聞の小林毅・東京編集局長と門田氏に抗議書を送った。

門田氏は朝日新聞が5月20日付で報じた「所長命令に違反 原発撤退/政府事故調の『吉田調書』入手」の記事について、「なぜ朝日新聞は事実を曲げてまで、日本人をおとしめたいのか」などと批判した。

朝日新聞社は「記事は確かな取材に基づくもので、『事実を曲げて』といった記述は誤りです」としている。(ネットより)

別件でも産経新聞は・・・

「産経新聞のウェブサイトに掲載された記事が朴槿恵(パククネ)大統領の名誉を毀損(きそん)した」という韓国の市民団体の告発を受け、ソウル中央地検が18日、産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)に事情聴取をおこなったことが報じられた。

その内容は・・・

「【追跡~ソウル発】朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題した加藤支局長のコラム。

コラムでは4月の沈没事故当日、朴氏の動静が確認できなかった7時間について韓国内で論議が高まっていることなどを紹介。韓国国会での議論や韓国紙、朝鮮日報のコラムなど、公開されている情報を中心に書かれている。

掲載後、韓国大統領府からソウル支局に抗議があったほか、在日本韓国大使館が東京本社に「名誉毀損などにあたる」として記事削除を求めた。産経新聞は削除には応じず、韓国内でも報道の自由をめぐり論議を呼んでいる。

マスメディアとしての「言論の自由」を盾に、踏み込んでいい場合やデリケートな部分など、それなりのTPOというものがあるのではないだろうか。

特に、毎日目を通す新聞という最新のニュースを伝える部門で、このように問題視されることに違和感を感じるばかり・・・・

「私はテレビを見ないので・・」とよく話すが、これからは「テレビも新聞も見ないので・・」ということに成りかねないもの。

先日「読む側で、その内容を理解する力が必要」というような書き込みをしたが、その前に「まず、疑って記事を読むようだ」という恐れを新聞に見たような気がする。

言葉にしてもそうだが、その現場にいて実際に聞いている言葉でも、人によってはその言葉のニュアンスを変えて伝える人がいて、その言葉が一人歩きし、尾鰭(おひれ)がついて・・・

その現場で話されたこととは、まったく違う言葉に変わってしまうことがある。

つまり、「右」が「左」に、「上」が「下」に、「イエス」が「ノー」と、まったく間逆のこともあるわけで、「なんとも恐ろしい人の口なのだろう」と思うこともしばしばだ。

どうか、新聞においては、そういうことがないことを祈りたいもので・・・

毎朝、暗いうちから新聞を読む「楽しみな時間」が、なくなってしまいそうだ。



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