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2020-02

毛呂山町の苺栽培 - 2020.02.12 Wed

本日(2月12日)、県内23の町村長で構成する埼玉県町村会の政務調査会による「現地視察研究会」が開催される日。

今年は当町「毛呂山町」が視察地となる。

3年ほど前から、「毛呂山町の苺農家を視察しよう」という何人かの町長の言葉があり、昨年は毛呂山町で町長選挙が執行されることもあって1年先延ばしにしていただくこととした。

毛呂山町西大久保地区の苺栽培企業の「ストロべりーガーデン」と、葛貫地区の「ジョウモンファーム」を視察いただき、その後に埼玉医科大学関連の「ワンストップ MORO ハピネス館」で介護予防などの施策を視察いただく。

特に、毛呂山町の苺栽培については、私が平成9年頃から取り組み、その当時では珍しい「苺の高設栽培」を埼玉県内では5番目に導入したことから現在に至っている。

今では、苺の高設栽培は当たり前のように普及しているが・・・

当時、吉見町や川島町の苺栽培農家では「高設栽培は、高価で採算が取れない」という話と、「これから施設整備をしても後継者がいない」という大きな課題があったことを記憶している。

平成9年頃はビニールハウス関連企業の「誠和」が普及を進めたロックウール方式と、「カネコ種苗」が普及を進めたヤシの外皮による「ココブロック栽培」と選択肢が少なく、我が農場ではカネコ種苗のココブロック栽培を選ぶこととなった。

高額という施設費の課題はあったが、有機質を多用する施設栽培を続けてきた私農場では連作障害が出始めており、「そのまま土で苦慮するか、思い切って土を切り離すか」という葛藤の日が続いた時期。

結局、栃木県や群馬県などで高設栽培を導入し始めた苺農家を何軒も視察させていただき、土を切り離すことを決断し、平成10年から高設での苺栽培に着手、苗は秩父の福島苺園さんの協力によって苺栽培をスタートすることができた。

高設での苺栽培は思っていた失敗もなく、心配していた「炭疽病」の発生や連作障害もない上に、従来の腰を屈めて腰痛を引き起こすこともない。

初心者でも苺の糖度を上げるノウハウも判ることから平成15年以降は急速に高設栽培が普及し、現在のように苺栽培農家が増えたのだろう。

今回、視察するストロベリーガーデンを経営する田中さんは、私の農場で1年半の期間で研修をし、埼玉県から認定をいただくことができた優等生であり、いわゆる脱サラでの起業家。

当時、私が指示した農作業を完璧に熟し、真面目と一生懸命さから「この人は、必ず成功するだろう」と思っていた人。

幾多の苦難を乗り越え、株式会社として苺の農場と苺の6次化に進出・拡大し、今では毎朝数十名のお客様がストロベリーガーデンの店舗が開店するのを待つまでの事業拡大に成功させた素晴らしい田中さんご夫妻である。





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