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2018-11

高冷地野菜が夏の主役 - 2018.08.02 Thu

暑すぎる夏で、関東地方の平地で栽培される野菜達は高温障害となり生育が悪く、野菜全般が高値となっている。

先日、群馬県の嬬恋村の熊川村長さんが来庁され、嬬恋キャベツを頂いたが・・・

嬬恋村では、ヒートアイランド現象の中、高冷地でありながら春先と晩秋の気温が高くなってきたこともあり、春から秋にかけてキャベツの2期作ができるようになったという。

つまり、早春に植え込んだキャベツを7月に収穫し、その後、8月に植え込んだキャベツが10月下旬から11月上旬に収穫することが可能となって、嬬恋村のキャベツ農家は作付け面積を増やすこととなり、一番多い作付け面積の農家では30ヘクタールになるとか。

自分が今まで作付けしてきた感覚では・・・

キャベツなどは一作で10アールあたり約30万円が祖収益で、純収益では約30%が経費と視ることができる。

「捕らぬ狸の皮算用」だが、この計算で30ヘクタールのキャベツを皮算用すれば・・・

あえて数字には出さないが、相当に嬬恋村の農家は稼いでいると言っていいだろう。

だから、後継者も問題なく後継ぎがいるし、農業機械もどんどん大きく更新され、規模拡大が進んでいて羨ましいかぎりである。

とは言え、儲かっている嬬恋村以外の農家にあっては、大きな農業機械を導入すれば、通常は借金であり、原価償却する年数は7年で、その年数を経過すると次第に故障などのトラブル続きとなって、また農業機械の更新となる。

例えば、1,000万円の農業機械の場合、1,000-10%=900  900÷7=129  129万円が1年の減価償却費となって経費として申告できるが、この減価償却費を経費とする考え方には7年経過すると価値が無くなるという意味がある。

つまり、すべて減価償却してしまうと7年後にはその農業機械の価値は0ゼロになる意味で・・・

買い換えをするための原資(資金)は7年間の減価償却費とした経費を買い換えのためにプールしなければいけないと考えるべきだろう。

この意味を理解しないで、確定申告の時に祖収益から減価償却費分をプールせずに経費として引き、農業所得がそれほど無いという申告をしても、実際には原価償却費が生活費となってしまっており、税の見方からすれば大変な事態を招くことになる。

原価償却費は決して生活費にしてはいけない経費であり、償却資産の考え方は経営の大きなウェイトを占めているのだから、それらを理解することが大事である。

地球温暖化の影響から年々と暑い夏となり、高冷地でないとこの時期の野菜が育てられない状況は、まさに異常事態であり、特に平地での野菜農家は死活問題となってきた感もある。

特に、トマト農家にあっては、「トマトが木で煮えた」というように、7月の声を聞くと高温障害によってトマトそのものの商品価値がなくなり、栽培を断念せざるえない状況。

これからは高冷地野菜の一人勝ちの時代と言っても・・・決して過言ではないだろう。



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