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2018-11

破棄される重要データ - 2018.09.27 Thu

一昨日、県町村会の県内視察で訪れた神川町では、町村会の役員会議が行われた後に、町村長研修会として「学校検診・母子保健情報のデータ部ベース化とその利活用」と題して京都大学教授の川上浩司氏の講演を聞くことができた。

内容は・・・

「地域住民の健康資料を個人に還元し、地域の政策、行政による健康社会へと役立てる」
  副題  ― 学校検診・母子保健情報のデータ部ベース化とその利活用 ―

というもの。

今まで、学校での健診や母子保健の流れは、それぞれ健診結果を紙ベースで処理され、学校健診では小学校・中学校でのデータは高校進学の際に高校側に渡されて、それ以後は学生の高校卒業に併せて破棄されているという。

母子保健などの手帳についても、妊娠・出産・子どもの定期健診などのデータは、母子手帳など紙ベースの形で個人のものとして扱われて、子どもの成長過程で活かされなくなっているのが実情である。

川上浩司教授は・・・

これらのデータは個人の健康管理上で重要なものであり、先天的且つ後天的な疾病や怪我の状況をその個人の将来における健康管理上において医療の分野では極めて必要なデータであり、文部科学省、総務省による国の事業として全国の市町村とともに個人への還元を通して、健康増進や地域における健康政策、産業振興医療費削減等に活かす工夫が必要であると説明された。

では、どんように個人に還元するか・・という手法だが、あくまでも個人情報であるので、この個人情報は完全に個人情報保護法や条例に抵触することなく、自治体や学校の経済負担を発生させることがない事が必要であり、健診情報のデジタル化によって個人に還元するという。

すでに全国の市町村ではこの仕組みを取り入れ始めており、遅かれ早かれと・・・いずれは国の施策として進められていくものと川上教授の講演を聞くこととなった。

講演の後は、神川町で旧神泉村で閉校となった中学校を利用にした「神川町多目的交流施設」と民間の豆庵 ヤマキ醸造を視察し、最後に旧神泉村にある「冬桜の宿」で意見交換会となり、県町村会の県内視察を終了する。







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