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2019-10

ラベンダー事業 - 2019.09.11 Wed

嵐山町のラベンダー事業

埼玉県嵐山町では、遊休農地を使ってラベンダー事業をはじめ、今年は7万人以上の来場者で大いに賑わった。

この事業は、国の地方創生推進交付金 63,135千円(平成30年度)と、町の一般財源 を使って進められたもので、昨年プレオープンし、今年度に本格的なオープンとした。

日本最大級!!ラベンダー園「千年の苑」事業

事業実施に至った背景・経緯

ラベンダーを選定した理由は・・・
①多くの花の見所は4月~5 月であり、他の市町村との競合を避ける時期にあること
②多年草であるため、 毎年植え替える手間がいらないこと
③花の見頃時期は6月上旬~7月上旬頃 で約1ヶ月の期間があること
④ハーブとしての価値があることから、癒し効 果があり、花実を利用した商品としての産物も創れること

などが嵐山町の資料に書かれている。

嵐山町のラベンダーの植付面積は約8ヘクタールであり、 最終的は10.5ヘクタールの植え付けを行うこと としている。

令和元年度において日本最大級の 広さとなる予定。

ただし、ラベンダー農園を完成させることが目的ではなく、新たな観光農業 を中心とした「人と物の流れ」をつくることを本来の目的としている。

事業実績・成果・今後の展開

ラベンダーは開花後の6月上旬から7月上旬頃が花の見頃で、この時期の来 町者が著しく増加する。

そのことによって以下のことが期待できる。
①嵐山町の知名度・イメージが上がる
② 来町者の増加に伴い、モノの売り上げが増える
③この時期を中心とした農産 物の購入需要が高まることから、生産者の意欲も向上し農業の活性化が図れる など、「人と物の流れ」が相乗効果を産むことが期待される

約10,5ヘクタールというまとまった面積の話を嵐山町長に聞くと・・・

せっかく耕地整理が整い、水田5,5ヘクタール、畑5ヘクタールと農業の作業性が増している耕地がありながら、後継者が居ないという根本的な原因によって耕作放棄地となってしまっていた現状を国の予算と町の一般財源を充てて、苦肉の策としてラベンダーを選定することとなった。
つまり、耕作ができていれば何も問題ない農業行政でありながら、後継者不足で農地を観光事業として使わざる得ない町の実情ということだろう。

という話である。

農地の管理に税財源を投入することは、農地を所有している農家の土地への「行政代執行」という考え方にも結び付くものなので、市町村として本来なら慎重に扱わなければならない案件ということになる。

また、嵐山町長はこんな話もしていた。

来場者が期待以上に来てくれてホッとしているが、管理作業では相当な人件費がかかっており、特に暑い時期の草取り作業に費用も時間も要しており、傍で見ているほど収支がいいわけじゃない。

とのこと。

費用がかかるほど、難しい観光事業である。

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