topimage

2018-05

平成26年がスタート - 2014.01.06 Mon

仕事初めの日、職員に訓辞を述べる。


平成二十六年、明けましておめでとうございます。

ご家族お揃いで新しい年を迎えられたものと思いますが、皆さんにとって輝かしい一年であることを心から祈り、私からの新年の訓辞を申しあげます。

東日本大震災から早いもので三年という歳月を迎えようとしております。
一万六千人を超す尊い命と、未だ発見されない二千人におよぶ方々に心より哀悼の意を捧げ、全国で三十万人を超す被災者の方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。

昨年は、一昨年十二月における衆議院総選挙により自・公連立という再びの政権交代が行なわれ、アベノミクスと称される経済施策、いわゆる「三本の矢」が矢継ぎ早に出されました。

新しい施策と金融緩和により円安が進むことで輸出関連企業が好調となり、日本に対する世界のお金の動きも手伝い株価の上昇へと波及、すべての関連する施策が功を奏し、日本経済は緩やかに改善の兆しを見せてきたところです。

話しは前後いたしますが、

そのように景気が持ち直してきた中でも東日本大震災による被災地の復興施策は決して満足な状態ではなく、物心両面からの支援を続けていかなければならないことを改めて感じており、訓示の冒頭ですが毛呂山町として被災地支援につきましては「復興支援プロジェクト委員会」を中心といたしまして、本年も継続的に進めていく事をまず申し述べて置きます。

さて、昨年の毛呂山町を振り返りますと大変に素晴らしい一年だったと言えます。

二月の川角中学校2年生の修学旅行での新幹線を清掃して下車したお話し。

八月のスペインバルセロナで行なわれた世界水泳選手権大会、毛呂山町出身瀬戸大也選手の400メートル個人メドレーにおいて金メダル獲得の快挙。

それに伴い、瀬戸大也選手に対して町では初めての特別栄誉賞の授与と西入間警察署の主催する瀬戸選手の交通安全パレードでは3,000名を超える方々と共にお祝いをすることができました。

そして、十月には、毛呂山中学校3年生の女子生徒3人が長瀬駅西側の踏み切りで遮断機により立ち往生している高齢者を助けた心暖まるお話しです。

一年で、全国に毛呂山町の素晴らしい出来事が3回も報道され、町名の読み方も然ることながら「毛呂山町を全国に知らしめた年」と言っても過言ではないでしょう。

閉塞感という言葉が良く使われますが、1,800という全国の市町村を見渡せば、毛呂山町ほど活気に沸いた自治体は無く、是非この機運を伸ばし物事をポジティブに考え、職員一丸となって平成二十六年を突き進んで行きたいと意を強くしているところです。

私も就任して早いもので二年八ヶ月が過ぎようとしておりますが、選挙時の政策・公約につきましては職員皆さんの努力により八割を超えるまでとなって参りました。

しかしながら、残る案件につきましては更に難しい上に、絶えず新しい問題も発生する現状を考えれば、これからの一年数ヶ月の任期は「イバラの道」と覚悟を決めているものであり、職員皆さんには更なる努力をお願いさせていただくものです。

とりわけ今年は、「税と社会保障との一体改革」とする「消費税増税」が決定となり、四月からは消費税5%が8%と変わる年です。

これに伴い国民生活は大きく揺れ動く状況が予想されるでしょう。

自治体に対しましての住民ニーズはこれまで以上となり、「如何に町民皆様から信頼される町となれるか」そこに重点が置かれるものです。

私は、各地に行政視察に行き、その度にそれぞれの市・町の庁舎を見て、多くの職員と話しをします。

そして、「その市・町のいいところを毛呂山町でも取り入れたい」と感じることもしばしばです。

新潟県長岡市の庁舎は芸術の極みです。
土日も休まず職員の中には「案内係り」という腕章をして庁舎に来られる市民に接しています。

茨城県つくば市の庁舎は近代的な作りで、庁舎に向かう歩道の広さは桁外れ、庁舎周辺が醸し出す雰囲気により「つくば市に住みたい」そんな思いが生まれます。

そして、福島県会津若松市に避難している大熊町の仮設役場は高校の統合によって閉校となった女子高校の校舎です。 昇降口から入ると、直ぐに放射能測定値を表示する電光板が廊下に設置してあり、その隣のドアが町長室という配置に驚かされます。廊下の突き当たりを曲がったところに住民課があり、住民相談の日には役場の職員が避難の住民からの相談でしだいにやり場のない感情からか、怒鳴られ机を叩かれ「何度、公務員を辞めようと思ったかわかりません」と話す課長の声が詰まるほどのものです。

毛呂山町はどうでしょうか。この役場庁舎はどうでしょうか。

いい取り組みをしている市にしても、本当に大変な問題を抱えている町にしても住民サービスはそれぞれであり、それを私の話しだけで取り入れたり、あるいは見直したりすることができるでしょうか。

問題は、主役たる町民皆さまに対して「如何に首長の考えていること、決裁権をもっている所属長の考えていること、また主幹や係長そして職員の皆さんが共通の認識をし、問題意識を共有することができるか」ということです。

私は、いくらでも視察に行くことができますが、私では無く「職員の皆さんができるだけ多くの自治体の状況や行政施策を見るべき」と思うからです。

「百聞は一見にしかず」です。

是非とも今年、「課」という枠に囚われることなく、年代でもいいでしょう。職級でもいいでしょう。グループを編成し計画的に行政視察を実施し、毛呂山町職員の質の向上を計り、ソフト面として役場機能の充実を目指していただくことをお願いします。

そしてハード面です。

庁舎の周りのあらゆるところに劣化が見られます。また人の流れといえる動線も悪い状況です。
財政的に大変難しい時期ではありますが、平成26年計画的に庁舎全般においてリフレッシュしていけるよう図りたいと考えます。

「その時代」、「その時の社会」によって住民の思いや考え方は変化しています。ましてやマスコミによる過剰な情報量が交錯する現代において、国民やその地域の住民が何を求めているのか。

「オーナーは町民の皆さまです。私はタウンマネージャー支配人です」。

これは、私が選挙の時に街頭で演説した言葉ですが、同じ思いを職員の皆さんにも共有してもらわなければ、それは「絵に描いた餅」でしょう。

話しを変えます。

「東京オリンピック」が7年後に決まり日本中が沸きました。
その時の言葉が流行語になりました「おもてなし」です。そして昨年の漢字一文字は「輪」です。

あらゆる情報をしっかりとキャッチし、町民皆様のために働ける職員であること、そのための勉強をしっかりと行い、職員一人ひとりの識見を高め、職員が「輪」となり、「おもてなし」の心を最大限に発揮できるのであれば、町民皆様からのあらゆるニーズに対応できるものと確信するところであり、それが、今年の訓示で私が言いたいことの主たるところです。

昨年、年頭の訓示では「孤独死0の町もろやま」を二十五年度当初に目指せるよう複数の課で連携し進めていただくことを重要課題といたしました。
高齢化社会が進む中、その課題は大きなものとして変わるものではなく、継続的に「見守り隊」の働きかけや「福祉サポーター制度」の活用、併せて「自主防災組織の増強」により、「安心・安全な町づくり」を今年も進めていくものです。

各課における諸課題につきましては、平成25年度末までには対処した結果を出せるように努力いただき、平成26年度当初の訓示といたしますが、どうか、初心を忘れることなく、「自助・共助・公助」の理念を踏まえた透明性の高い、そして町民皆さまが参画する「協働の町づくり」を目指すための職務の遂行をお願いといたします。

結びといたしますが、
今年は、毛呂山町と川角村が合併をして60周年の事業が計画されています。

職員皆さんがまず健康で活躍されますことを祈り、毛呂山町の更なる発展を心から祈念いたしまして平成26年年頭にあたりましての訓辞といたします。

本年もよろしくお願いいたします。        
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kenjiinoue.blog90.fc2.com/tb.php/535-8c7f13f6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ケノーベルからリンクのご案内(2014/01/07 08:43)

会津若松市エージェント:あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。ご訪問をお待ちしています。

ケノーベルからリンクのご案内(2014/01/07 09:17)

長岡市エージェント:あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。ご訪問をお待ちしています。

人を見る目・・ «  | BLOG TOP |  » 永遠の0を見る

プロフィール

井上健次

Author:井上健次
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1937)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR